表面化するモビングの実態
職場での組織的な嫌がらせはモビングと呼ばれます。
モビングという言葉を調べると次のような意味内容で記されています。
モビング【mobbing】
小鳥が、捕食者であるフクロウやタカなどに対して集団で行う行動。やかましく鳴きたて、突撃するように飛び回る。擬攻。
同じ用語が人間社会の社会犯罪の分野でも使用されています。
しかし、この場合は攻撃の対象は捕食者たる強者ではなく、組織社会内での弱者が実際の職場企業や組織団体での特定ターゲット個人となり、組織的な嫌がらせ、集団ストーカー行為の攻撃の対象となります。
現在その様な社会犯罪が「モビング」と呼ばれ、「集団的職場での労働者虐待」として社会に知られつつ有ります。
そして実裁判の場でも争われ、その事例としてそのモビングの実態の記載が残されるまでになりました。
筆者も前職の企業ではこのモビング被害を受けていましたので、この様な企業組織内での犯罪の状況は良く理解しています。
そのモビング犯罪の定義についての言及が、元新銀行東京内部告発者の「横山剛の公式ブログ」に実告発として有り、ご自身はその裁判法廷での闘争中です。
■ モビング(集団的職場での労働者虐待)とは [2009年5月19日]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事の引用]
スウェーデンの科学者レイマンの定義によるとモビング(日本語では労働者への集団虐待というのが解りやすいのではないでしょうか)以下のように紹介されています
http://www.leymann.se/English/12100E.HTM
Psychological terror or mobbing in working life involves hostile and unethical communication which is directed in a systematic manner by one or more individuals, mainly toward one individual, who, due to mobbing, is pushed into a helpless and defenseless position and held there by means of continuing mobbing activities.
These actions occur on a very frequent basis (statistical definition: at least once a week) and over a long period of time (statistical definition: at least six months´ duration). Because of the high frequency and long duration of hostile behavior, this maltreatment results in considerable mental, psychosomatic and social misery.
職場で心理的な恐怖を特定の労働者に長期間に渡って組織的に集団で与えて、結果その被害者となった労働者はPTSDなどの障害を負ってしまうというものです
諸外国ではモビングは犯罪(懲役刑が科される)とされており、ILO(国際労働機関)やWHO(国連国際保健機関)でもモビングについて職場で対策を講じなければならないとされています
被害者はこの被害によって仕事上のキャリアが破壊され、社会的な環境が破壊され、経済的な問題が破壊されるのみならず、自殺や自殺未遂を行うなどの悲惨な状況においこまれたりします
英語圏ではworkplace bullyingという用語で紹介されている場合もあります
すでに一部報道では紹介されていますが 現在審理が進んでいる 新銀行東京への自殺未遂損害賠償請求裁判ではモビングの被害にあったことを指摘しています
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事の引用]
この被害者の方の裁判は「自殺未遂損害賠償請求裁判ではモビングの被害」と有り、既に公式の見解としてのモビング行為の被害との記述があるようです。
この判例は24NEWSでも報道されており、社会問題としての認識がなされています。
■ 新銀行東京の元行員が提訴 集団いじめで自殺未遂 [47NEWS・共同通信 2008年9月17日]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事の引用]
新銀行東京の元男性行員(40)が、上司らから集団的ないじめを受け自殺未遂を起こすまで追い詰められたとして、銀行と当時の幹部ら6人に慰謝料など約6750万円の損害賠償を求める訴えを17日、東京地裁に起こした。
訴状によると、男性は開業前の2004年10月に入社。当時から上司に連日ののしられ、意図的に評価を下げられた。試用期間の延長を通告され、応じなければ解雇すると数回言われたと主張している。
採用後もお茶くみなどを命じられ、同僚へのセクハラをでっち上げられて懲罰委員会にかけられ、支店に異動後も嫌がらせが続いたという。昨年5月に自殺未遂を起こし、同11月に退職した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[引用終了]
新銀行東京は昨年、都議選での創価・公明党の口利き疑惑での争点にもなりました。
議員の実務への干渉や組織的な犯罪行為を実行する体質の中には、この様な組織的な犯罪を受け入れ行動するためのDNAやモチベーションが存在しているものと考えられます。
創価学会行員の関与が存在しているものかは不明ですが、公明党の接近と関与がしてきされている以上、そのパイプ役としての複数の公明党から信頼を寄せる重役や行員が関与し、行動していた可能性が有り、要職に創価学会員が就けば信者のスタッフを呼び寄せていることは自明の理です。
組織内での犯罪には指向やモチベーションが同一である組織員、係員が共同で犯罪を実行し、隠蔽する方がスムーズに大規模な組織的犯行が進行することは多くの判例が示しており、この事案もその例との推測も可能です。
この方は銀行側から情報漏洩の訴訟を受けており、その判決は和解が成立し、賠償を放棄したと有ります。
■ 新銀行東京と元行員が和解 1千万円の賠償放棄 [47NEWS・共同通信 2009年11月6日]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事の引用]
テレビや週刊誌の取材に実名で応じ、新銀行東京の機密情報を漏えいしたなどとして、同行が元行員の横山剛さん(41)に1千万円の損害賠償と情報の漏えい差し止めなどを求めた訴訟は6日、新銀行が損害賠償請求を放棄することなどで東京地裁で和解が成立しましたが、モビングの訴訟の問題「労働者虐待」裁判は今後も継続とあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[引用終了]
昨日(2月3日)の「テクノロジー犯罪・集団ストーカー・それから...。」という集団ストーカー被害者の方のブログには日刊ゲンダイでこのモビング犯罪についての記事が上げられていることを紹介しています。
■ ガスライティング(モビング)について [2010年2月3日]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事の引用]
本日の日刊ゲンダイにガスライティングの手法の一つである”モビング”について載っていたので引用します。
(引用始め)
Aさん(25歳=金融)は、上司からの飲みの誘いを断ったことがきっかけで、いじめのターゲットにされてしまった。
ある日、上司が自分のそばにやって来て「ゴホゴホ」とセキ込んだと思ったら、20人近い他の社員たちも同じように自分のそばに来てはわざとセキ込むように。
(途中略)
「モビング」-。集団で執拗な嫌がらせを繰り返し、心理的恐怖を与えるなどして追い込む行為を指す。
<いじめ>という証拠が残りづらいから、いじめだと訴えても”被害妄想”とみなされかねないのだ。
さらに<キミは軽いうつかもしれないから、病院に行ったほうがいい>などと強引に診断を受けさせ、精神疾患の烙印を押して追い込むケースもあるという。
(引用終わり)
集団的嫌がらせはすでに社会に浸透しているようです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[引用終了]
従来、職場での複数の人員による嫌がらせは報告されていますし、問題ともなって来ましたが、集団ストーカー犯罪はマスメディアの隠蔽により社会に表面化することもありませんでした。
しかし、このように組織的な犯罪行為の一種であるモビングがある新聞でも漸く、取り上げられるに至りました。
しかし、背後に潜む犯罪メカニズムや本質については、解明のメスが入れられには至ってはいません。
モビングという企業内の単なる組織的な犯罪として考えられているに過ぎず、数多存在する中での一片での情報でしか有りません。
冒頭に述べたように長引く不況と閉塞感、リストラや賃金カット、非正規雇用の削減と職場を巡る不幸な状況は拡大しています。
そして多くの場で集団ストーカー犯罪が存在するにも拘らず、正しく実態が認識されず、対応できる機会を失えば、より多くの被害者、報道や記録されるよりも多くの被害者を生み、自殺者の数は今後も減少することは無いでしょう。
創価を主犯とする集団ストーカー犯罪は、その実態が隠蔽されて信者自身もその事実を語らない為に、単なる就労の場での人間関係の問題としてしか伝わらないケースが殆どだと思います。
そしてモビング自体とその名を借りた集団ストーカーが多数存在している実態を知るべきです。
【主な関連記事】
■ カルト相談室の開設
■ 個人を社会から葬り去る
■ 集団ストーカー犯罪へのスポットライト
■ 集団ストーカー被害と社会・政治
■ システム化された犯罪の隠蔽
■ 創価の集団ストーカー犯罪に関しての質問から
■ 清水由貴子さん 死の重いメッセージ
■ 日本テレビ、真性集団ストーカー被害者報道か
■ 就業の場、雇用・経済危機
■ 職場での孤立化


↑
ガスライティング、組織的嫌がらせ、集団ストーカー問題の認知、被害の氷解・撲滅を支持される方はクリックをお願いします!
ブログランキングにより、この知られざる組織的犯罪を社会に知らしめましょう。
本日も数多いネット情報の中から、このブログに訪問頂きましてありがとうございます。
できれば今後も1日1回本ブログへの訪問と本ブログ主旨への賛同を頂き、クリックにご協力をお願いできれば幸いです。
組織的な嫌がらせ、集団的なストーキング行為は一般主要メディアでは大きく報道されていない深刻な人権侵害犯罪です。
この実態が知られることは加害に関与する人間、団体には非常に大きな打撃となるでしょう。
蹂躙される日本の将来に不安を持たれて居られる方々は、是非このブログのランキングアップにご協力をお願いしたいと思います。