「習志野事件」福島氏との接見と事情聴取
その様な状況でも咲き誇る道の傍らの桜の花を、目では追うともなしに窓越しに見ながら、千葉へと車を走らせた。
4月8日に、「集団ストーカー被害者の会ネットワーク」の千葉のメンバーであるプラムさんにお付き合い頂き、2月に発生した習志野母親殺害事件の被疑者である福島氏と収監中の千葉県刑務所で接見をした。
プラムさんには前回の福島氏との接見時に、私の書簡を渡して頂いており、本人にも流れを理解出来る状況と思われる。
待合室で呼び出しまでの順番待ち時間を暫く過ごした後、午後2時前に接見となった。
その日は、夕方から習志野警察からの事情聴取の要請を控えており、その事前の状況を確認する為も有って、その日の接見に時間を頂いたものである。
筆者は先稿での記述の通り、MIXIとSkypeでは彼と会話をしてはいたが、直接に面と向かうのは今回が初めてである。
今回お会いした様子では、凄惨な犯罪者の当事者の面影は何も見えては来ず、穏やかな表情で、Skypeで話していた状況と同様の落ち着いた様子だった。
接見の制限時間は10分と限られており、話は自ずと冗長な内容とはならない。
まず、集団ストーカー犯罪についての有無を確認し、被害の状況をどの様に訴えるかを端的に質問した。彼の答えは公判でのローテク系犯罪への言及を是認していた。
日経新聞のマツダ事件の記事を持参しており、その内容をガラス越し見せて、紹介した。
マツダ事件の被疑者が同様に集団ストーカー犯罪の存在を訴えているとの事を伝えた。この記事は後程、差し入れとして渡している。
福島氏はブログ等では多くのテクノロジー犯罪への究明の記事、研究を題材としており、前回の接見時にはテクノロジー系被害の状況を説明していたとされたが、今回の接見では、公判には、社会的に理解を得られ難い、テクノロジー系の被害を主題にしないとの明快な意志を示している。
そして、その主旨に従った公判であれば、弁護士や検察等との意見の交換は必要であるが、筆者も含む他の被害者の公判での状況説明についての証言は可能であるとの説明をさせて頂いた。
多くの事を伝える事は不可能だったが、本人の意思確認と、今後流れについての関わり、つながりを持つ事ができた事と思う。
接見の後、習志野警察署に移動した。
今回の訪問は、一週間程前に習志野警察署刑事課から事情聴取の為の訪問の要請を受けての機会である。
この事情聴取は、個人情報、個人的な話をする場ではあったが、刑事の方とプラムさんの同意の元に、立会いをお願いした。
このケースに限らず、集団ストーカー犯罪の場合には状況の客観性、可視化、誤解やリスクの回避が非常に重要である。従って、通常の被害を訴える為の警察訪問と同様に、単独での事情聴取の場では無く、自らの犯罪事実、実態の説明に、客観的な説明や意見で援護の発言を得る事が必要である。
全ての証言に対しての客観性と警察の記録への確認を被害者の目から可能とするとの判断である。
福島氏との関係、人柄、知る限りの情報提供と日頃の集団ストーカー犯罪の状況を長時間に渡り説明、調書に記録を残した。
結果的に、今回の調書には、同じ被害者としての「集団ストーカー」問題の状況、と犯罪と思われる事態の記録が残った事になる。
担当刑事は、筆者以外にも複数の被害者からの情報、事情聴取をしており、この説明に関してはほぼ、整合性の取れる内容との返答をしていた。
今回の福島市の接見と事情聴取をどの様に見るかは、被害者の視点によって異なると思うが、筆者は今後の公判と弁護士、検事との話をして、状況に依り、可能であれば、状況説明等の関与をしたいと考えている。
勿論、本人及び、家族の状況確認も必要であり、発言・行動が合理的で、可能か否かは、状況に拠る所もある。
彼は殺人事件の容疑者であり、その事実は動かし難いものであることは理解するし、状況に付いての個人的な立場は理解できないが、同じ犯罪被害とその状況に至るまでの類似の事実への言及、解明の為の今後の調査への情報を提供する事は可能である。
少なくとも、本人の口から「主観的な」テクノロジー系の犯罪への言及、論議としての争点を上げないとしている限りに於いては、犯罪被害についての公式の場での言及の意味は大きいと考える。
何れにせよ、事件が事件であり、犯罪に付いての認識、公判の行方も注目されるだけに慎重な行動が求められる。
テクノロジー犯罪被害ネットワークではこのケースについて、関わりは消極的とされる。その様な中での、集団ストーカー犯罪とその環境への言及が可能であるとすれば、如何に対処すべきか、問題の共有については被害者間での議論が必要と考える。

【連絡】
集団ストーカー被害者の会・千葉では4月30日(土)に錦糸町で街宣&懇親会を開催を予定しています。詳細は以下のサイトをご覧下さい。
■ 集団ストーカー被害者の会・千葉
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