後藤忠政元組長の創価問題提起を受け止めろ
■ 後藤組元組長、逆転有罪 東京・渋谷のビル購入で不正登記 [産経ニュース2010年5月.25日]
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東京都渋谷区のビル購入をめぐり、所有権を不正に移転登記したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪に問われた元指定暴力団山口組系後藤組組長、後藤忠正被告(67)の控訴審判決公判が25日、東京高裁で開かれた。出田孝一裁判長は1審東京地裁の無罪判決を破棄、後藤被告に懲役2年、執行猶予4年を言い渡した。
共犯の会社役員、坂上雅夫被告(53)も別の事件だけで懲役1年6月、執行猶予4年とした1審判決を破棄、懲役2年6月、執行猶予4年とした。
出田裁判長は「後藤被告が取引の基本構造を知らされていないとするのは不合理」などとして、故意の不正登記と認定した。
判決によると、後藤被告らは、実際には所有権を一部しか持っていなかった不動産会社と、渋谷区内の雑居ビル全体の売買契約を結び、同ビルの所有権が後藤組の関連企業に移転したとする虚偽登記をした。
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この判決に付いては新聞各紙で報道されていました。
後藤氏は判決に先立ち、後藤氏の回想録が発売され、週刊文春、フライデー等の雑誌、ブログや掲示板でも広く取り上げられており、芸能界との関連、創価学会との浅からぬ関係とその依頼による犯罪行為に手を染めた事実を赤裸々に、自らの思いの吐露と共に語り、話題を集めています。
また、回想録自体も大きなセールスを上げているようで、関心の高さを物語っています。
事実は既に知られる所となっていますが、創価学会についての暴力団組織、犯罪事実への直接関与の生々しい、証言が本人から発せられ、また新たな問題提起として、社会に一石を投じています。
創価学会の過去のおどろおどろしい悪行やその実行を命じた池田大作氏や幹部の存在、宗教法人としての資質に疑問を投げかける鋭い問い掛けともなっています。
しかしながら、この重みのある問題提起に対して、大手マスメディアは多くを語る意思は持たないようです。
■ 山口組屈指の武闘派として恐れられた大幹部が初めての自叙伝を上梓! [フライデー2010年5月28日号]
今回の判決に伴いマスメディアはこの自叙伝が物語る内容を廻っても報道の攻勢を掛けるべき問題であった筈です。しかし、実際は角界の暴力団との癒着関係問題が時期を同じくして発覚、大手メディア各社からはこの問題が華々しく報じられ、創価と暴力団組織との関連は元より後藤氏判決と自叙伝の内容すらすっかり影を潜め、何処も積極的には報道の対象としていないようです。
日本の闇の権力としての創価学会と暴力団組織の問題は非常に深刻な問題であり、決して軽微なスキャンダルでは無く、日本に巣食う問題として報道すべきことは当然のことです。
僅かに産経ニュースが後藤氏の回想録発表を記事にしていますが、それとてこの創価学会との関わりについては触れず、氏の転身の状況を述べているに過ぎません。
■ 後藤元組長逆転有罪 武闘派組長から一転、得度、自叙伝も [産経ニュース 2010年5月26日]
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日本最大の暴力団「山口組」傘下の武闘派組織、後藤組を率いていたのも今は昔、約1年半前に突然の除籍処分とされた後藤忠正被告。その後、神奈川県内の寺で得度して法名を授かったかと思えば、今月になって「憚(はばか)りながら」と題した自叙伝を出版するなど、現役時代とは違った存在感を示している。
平成4年には、暴力団に立ち向かう女性弁護士らを描いた「ミンボーの女」の故伊丹十三監督を組員が襲撃、重傷を負わせるなど、後藤組は武闘派としてならしてきた。
そのトップだった後藤被告が山口組から除籍されたのは20年10月のことだった。警察関係者によると、芸能人を招いた誕生パーティーが週刊誌に報じられたほか、幹部会の欠席を繰り返したことなど、素行問題が原因とされている。
処分からおよそ半年を経た昨年4月には、右翼団体との関係などでつながりのあった神奈川県内の寺で得度。「忠叡」の法名を授かった。この法名は今月出版された自叙伝の表紙にも記されている。自叙伝ではその生い立ちから数々の事件、政界・企業などと築き上げた交友関係を振り返っている。
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政界への多大な影響も考慮すれば、自公連合での問題点を民主党としても叩く絶好の機会、材料でもあり攻勢を期待できる状況でもあったのですが、沈黙を続けています。
創価学会の後藤組との事件、関係、公明党の関与による表面化阻止の工作は既にネット上で広く知られており、今回の後藤氏の自叙伝の内容も、その裏付けを与える内容となっていますので、正に、戦後の闇の部分、大きな社会不安、国民の恐怖の元凶ともなっている悪の構造を暴き、社会の清浄化に寄与すべき時である筈でした。マスメディアは沈黙を守ることにより、もはや完全にその使命も存在の意味も自ら葬り去りました。
益々、真実の報道、国民の利益や国民の知るべき権利の行使の為に存在しないことを白日の元に晒してしまいました。
政界でもこの事態は非常に重要な問題であり、同時に絶好の票の確保、ポイントゲッターとなるべき要点です。
現行の数多の要件にもまして、多くの疑惑を解明し、宗教法人格の真意や公益法人としての宗教法人への課税の道標ともなり得る問題提起となる重要な証言ではないでしょうか。
政権に着く前までは、攻勢を見せていた現与党の民主党もすっかり創価学会に対しての姿勢を変えてしまいました。創価への歩み寄りとも取れる姿勢なのか、他の支持教団連合にとっても不甲斐ないの一言の姿勢で有り、如何に戦闘意欲も、政権政党としての見識も元々持ち合わせておらず単なるスタンドプレーであったことが見透かされる状況です。
この回想録の中で「創価学会富士桜自然墓地公園」事件やその後の公明党の「百条委員会」解体工作、富士宮署の「後藤組潰滅対策本部」への経緯、池田大作氏の関与の状況も明言されており、後藤氏をはじめとするそれら主役達の証言を揃えて、対処すべき場を国会の中に持つべきで、立法府としての真の価値を示す絶好の機会ですので、心して対応を検討して頂きたいと思います。
この回想録が物語る様に、創価学会は国民に対しての脅威以外の何物でも無く、多くの犯罪行為や問題点が指摘されているにも関わらず何ら報道、追求の手も打たれずに放置されることにより、社会問題が表面化していることは多くのその被害者の訴えや多くの国民の拒絶反応が示す通りであり、いつまでもタブー視しておくべき問題では無ありません。
放置したことにより社会に如何に多くの不幸が撒き散らされ、社会の健全性、発展性を阻害して来たかを問うべき時期に来ています。

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山口組屈指の武闘派として恐れられた大幹部が初めての自叙伝を上梓!
元後藤組組長 後藤忠正氏が明かした
「ヤクザと創価学会の真実」
一宗教法人が、実は暴力団組織の力を利用し、国政を左右するほどまでに勢力を伸ばしていたとなれば、その法人格は即刻、剥奪されて然るべきだろう。創価学会が犯した大罪を、あの元組長が激白した――。
全国827万世帯に信者を持つと言われる巨大宗教団体・創価学会に、大スキャンダルが持ち上がった。同団体のさまざまな活動において、名誉会長の池田大作氏(82)の了解のもと、ヤクザの協力を仰いでいたとする証言が飛び出したのだ。
その当事者として名乗り出たのは、一昨年まで日本最大の極道組織・山口組の2次団体、後藤組(本部=静岡県富士宮市)を率いていた後藤忠政氏(67、本名・忠正)である。後藤氏はこのほど、自身初の自叙伝『憚りながら』(宝島社刊=5月15日発売)を上梓。同書は、山口組きっての武闘派と言われた後藤氏が半生を振り返りつつ、関与を取り沙汰された事件や政財界の人脈、裏社会から見続けた世間のありようなどをモノローグ形式で語ったもので、日本の裏面史を辿るうえでも興味深い内容となっている。
問題の箇所は「創価学会との攻防」と題した章だ。後藤氏によれば、創価学会との関係が生まれたのは75~76年頃のこと。創価学会はもともと日蓮正宗の信徒の集まりで、かつては富士宮市の大石寺を本山としており、後藤組とは本拠が同じという共通項があった。
創価学会が後藤氏の力を必要としたのは、'69~'70年頃から大石寺周辺の土地を買い占め、大本堂建立や「創価学会富士桜自然墓地公園」造成といった総額1000億円に及ぶ大規模事業を進めていたためである。つまり、巨大利権にまつわるトラブル処理のため、後藤組を用心棒として使ったうえ、ダーティーワークも任せていたというわけだ。当時の創価学会の顧問弁護士で、学会と後藤氏を繋ぐパイプ役でもあった山崎正友氏(故人)が、後年に創価学会を追放されてから著した『懺悔の告発』によれば、最後まで学会に抵抗した人物に対して、後藤組組員はその自宅にブルドーザーで突っ込み、日本刀で片腕を切り落としたとある。
さらに、創価学会自体のやり方も強引そのもので、後藤氏いわくく学会は、大本堂を造る時からデタラメなことをしていたんだ。大本堂を造る際に、市道を勝手に(市の許可なく)潰したり、農地を不正に取得したりしてな〉といったもの。こうした行状から創価学会に対する反対運動が起き、後藤氏は前述の山崎氏からこう持ちかけられたという。
〈山崎から「何とかならんか」という相談があった。そういう裏の話は当時、あの男(山崎)がすべて仕切っていて、池田ともサシで話し合えるぐらいの実力は持ってたんだ。実際、俺にも「親分のことは池田会長に伝えてあります。池田会長も『くれぐれもよろしく』と言ってました」と言ってたんだから〉
しかし、後藤組が介入してもなお、反対運動は鎮静化せず、富士宮市議会では'80年末から、関係者の証人喚問、強制調査、さらには証言拒否や偽証には禁錮や罰金刑を科せる「百条委員会」の設置に向けた動きが始まった。議会には山崎氏の証人喚問、池田氏に与えていた名誉市民称号の取り消しを求める声も噴出。窮地に陥った学会は、再び後藤組を頼った。〈この間('80年)、山崎は学会を破門(除名)になって失脚するんだけど、山崎が作った俺とのパイプは生きていて、今度は地元の公明党の連中を通じて(百条委員会を)「何とかして欲しい」という相談があったんだ。それで(百条委員会設置)賛成派の連中に〝話〟をしたわけだ〉
結果は創価学会の思惑通りに。百条委員会は81年春に設置されたものの、公明党などの猛烈な切り崩しにより、何ら機能しないまま同年末に解体されたのだ。
だが、その直後、創価学会と後藤氏の縁はいったん切れる。後藤氏によれば、学会が後藤組を切り捨てようとしたためで、憤激した後藤氏は竹入義勝.公明党委員長、矢野絢也・公明党書記長(肩書はいずれも当時)に、二度にわたって内容証明を送付した。しかし、学会が黙殺したうえ、'83年6月に突然、富士宮署に「後藤組潰滅対策本部」が設置された『とから、後藤氏はこれを学会の差し金~見て激怒。'85年11月には後藤組系幹部らが創価学会文化会館(東京・信濃町)に発砲し、逮捕される事件が発生する。この件について、後藤氏は、
〈これには池田もビビッただろうな。そりゃそうだわ、行く先々で〝パン〟って音がするんだから(笑)。それで慌てて、俺んところに池田の使いが飛んできて、詫びを入れてきたんだ〉
という。これがキッカケで、創価学会と後藤氏は再び協力関係に。新たな窓口は、後藤氏のもとへ謝罪に訪れた前述の〝池田の使い〟で、後藤氏はこの人物葬「X」と呼称し、前述の山崎氏が学会から追放された後は〈このXが〝裏〟の仕事を担当していたんだ〉と述べている。
同書は注釈として、後藤氏が「X」の正体を一切語ろうとしないとしたうえで、これまでの報道などから、この人物が池田氏の側近中の側近と言われた〈藤井富雄・元公明党東京都議会議員であることは、もはや疑いようのない事実だ〉と付記している。さらに、次の二つの事実荊記載。一つは'91 年に日蓮正宗が創価学会を破門し、対立が激化すると、日蓮正稟の総本山・大石寺で発砲事件などが発生したこと。もう一つは、95年辺月頃、藤井氏と後藤氏が映った〝密会ビデオ〟の存在が政界で噂され、これを材料に、与党の自民党が住専国会で新進党を切り崩したとされることだ。
後藤氏自身は前述の大石寺を巡る事件には何も触れておらず、密会ビデオについても、事実関係こそ認めているものの、
〈どんな会話をしたかなんて、そんなことは憶えちゃいない。当時はXとしょっちゅう〝密会〟してたもんでな(笑)〉
としか答えていない。
自分自身もしくは旧後藤組関係者を守ろうとしているのか、このような調子で事件の核心部分となると言を避けている印象が拭えないのは確かだ。だが、それを割り引いても、学会と後藤氏が緊密な関係にあったことは十分に窺い知れる。
後藤氏が今になって創価学会との関係を明かした理由は、義憤にあるという。
「創価学会は人を利用するだけ利用して、用済みとなれば簡単に切り捨ててきた」、
「〝池田教〟が国家権力の中枢に入り込み、日本を乗っ取ろうとしている」と糾弾したうえで、
〈一番の悪はやっぱり裏で、山崎だの、Xだのに〝汚れ仕事〟をさせといて、表では善意に満ち溢れた教祖サマ面してる、池田大作だろうな〉
と、痛烈に批判しているのだ。
創価学会が後藤氏の弁をどのように受け止めるかは、同書が発売される5月15日以降の反応を待つしかない。だが、後藤氏は、創価学会と挟を分かち、現在は反学会の立場で論陣を張る前述の矢野絢也氏を引き合いに出し、こうも述べる。
〈池田や学会、公明党がガタガタ言ってくるんなら、いつでも相手になってやるよ。なんなら民主党も、学会と反目になって『黒い手帖』とかいう本を出した矢野さんと俺を、国会で証人喚問したらどうだ〉
創価学会の出方が大いに注目される。
[フライデー2010年5月28日号よりの転載]


[写真:ブログ「戦え!! 集団ストーカー被害者」より転用]
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