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マツダ連続殺傷事件上訴審 即日の結審

年の瀬を迎えるこの時期に2010年6月にマツダ宇品工場で発生した12人の連続殺傷事件、引寺被告の第2審、高裁での控訴審を迎えた。しかしながら、それは何とも呆気ない幕引きに見える結果となった。物議をかもし、異常なまでに審議開始が遅れた第1審での判決は無期懲役、その上告申請を受けた第2審ではあったが、公判初日で結審が下った。
大手新聞社や地方紙での報道は地裁での判決状況を引用した表層の報道が多い中、RCC中国放送、RCCニュースではTVの報道内容をネットで視聴できる、犯行の主因である「集団ストーカー」行為を受けていた被告の発言についての言及を含む、比較的に状況を知る事の出来る材料を提供する報道姿勢、情報伝達をしている。

12月20日(木)
マツダ暴走殺傷事件 控訴審は即日結審 [2012年12月20日 RCC中国放送 RCCニュース]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[引用終了]

おととし6月マツダの工場で、暴走した車に従業員が相次いではねられ、12人が死傷した事件。1審で無期懲役の判決を受けた引寺利明被告の控訴審が始まりました。しかし、審理は一日で終わっています。

 マツダの元期間従業員、引寺利明被告―。
 おととし6月マツダの工場内で乗用車を暴走させ、従業員の浜田博志さんを殺害し、11人に重軽傷を負わせたとして殺人などの罪に問われました。

 ことし3月、1審の広島地裁は無期懲役の判決を言い渡しています。
 20日の控訴審に引寺被告は、ダウンジャケットにジーパン姿で入廷しました。
 一審から一貫して「マツダの従業員による集団ストーカー行為」が事件の原因だと独自の主張を続けた引寺被告。
 1審の広島地裁は犯行当時、引寺被告が妄想性障害を患っていたことを認定しました。
しかし、「犯行への影響は著しいものまでには至っていなかった」として、責任能力があったと認めました。
 これに対し弁護側は、引寺被告が犯行当時、心神耗弱の状態だったと主張し、一審判決の破棄を求めて控訴したのです。
 法廷で弁護側は、新たに引寺被告の脳の鑑定を請求しましたが、広島高裁は「必要性が認められない」としてこれを却下。
 引寺被告の意見陳述なども却下されると、引寺被告が取り乱す場面もありました。
 結局、控訴審の審理は20日だけで終える「即日結審」となりました。
 判決は、来年3月11日に言い渡されます。(12/20 19:17)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事引用]

同様に、検察側の判断理由、量刑等への記述を示す内容を中国新聞から紹介する。

マツダ暴走、即日結審 広島高裁、被告への鑑定却下 [中国新聞 2012年12月21日]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事引用]

 2010年6月のマツダ工場暴走事件で、従業員12人をはねて死傷させたとして殺人や殺人未遂の罪に問われた同社元期間社員の引寺(ひきじ)利明被告(45)の控訴審初公判が20日、広島高裁であった。弁護側は、求刑通り無期懲役とした一審広島地裁の裁判員裁判の判決の破棄を主張。無罪か減刑、または地裁への審理の差し戻しを求めた。検察側は「一審判決に誤りはなく、無期懲役とした量刑も適正」と控訴棄却を求めた。
 即日結審し、判決は来年3月11日に言い渡される予定。
 弁護側は、冒頭で控訴趣意書の要旨を朗読した。最大の争点となった被告の刑事責任能力をめぐり、一審判決が「妄想性障害が相当程度の影響を及ぼしている」と判断しながらも、完全責任能力を認めた点を批判。「鑑定医が認めた心神耗弱を無視した事実誤認がある」と訴えた。
 さらに一審と同様に殺意を否認。暴走が殺人の実行行為に当たるとした一審判決の判断について、「歩行者が死亡する危険度は衝撃の度合いで変化する」として事実誤認を訴えた。
 木口信之裁判長は、弁護側の請求のうち、引寺被告の父親による証人尋問を採用する一方、被告への質問や鑑定は却下した。

中国新聞 12/12/21

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[記事終了]

第1審での被告の主張である「集団ストーカー」への言及は新規の証言や証拠が提示されなかったのか、多くが触れられておらず、結審が確定したものと見られるが、第1審の集団ストーカー行為者と言われた証人Y氏の詳細な検証が曖昧なままであり、議論の余地ある。第1審後に多くの集団ストーカー被害者からの問い合わせやメッセージが関係者に寄せられていた筈であり、被告の頑な姿勢からの不可解な反発状況、事由についての審理の要求、反響は大きなものである。
審理が尽くされたとは言い難い状況での幕引きが、この犯罪の真相の隠蔽の様にも見られる。審議が長引けば、次々と疑問や事実が浮かび上がる事も予想される。
この第2審についての公判予定は多くは報道されず、冒頭にある様に判で押した様な報道統制が轢かれている模様も垣間見る事が出来る。

第1審の判決に見られる「妄想性障害」なる不可解な被告の責任能力と精神状態についての説明が的を射たものではなく、妥協の産物である。
審議が殺人を含む犯罪行為であるだけに弁護は困難を伴うが、「集団ストーカー」犯罪については世に知られつつあり、多数の参加・加担者を司法側、行為側に持つ状況でのこの判決は如何にも空々しい虚構の中に司法、法廷が存在する事を改めて知るに十分な進捗と結果に映る。「集団ストーカー」犯罪と云う言葉はその言葉だけで、既に司法の場での論証の機会を奪われるが、客観的な証拠による衆人環視の論証は可能な筈である。
司法の裁定が審議を尽くしたか否か、警察・検察が犯罪の本質に対しての判断材料を与えたかは疑問があり、瑕疵(かし)では済まない、誤りの可能性もある。今後の集団ストーカー犯罪の周知や社会的な発覚により、その判断が問われる事になるだろう。

集団ストーカー被害者のpumillaさんがこの判決の傍聴に臨み、法廷の様子をブログ記事にされている。被害者としての立場、視点からの傍聴記事は状況を知るに有効である。各社の報道内容と併せて記事を読むとそれらの情報伝達の姿勢も垣間見る事が出来る。記事中に引寺容疑者の父親の発言の記述があるので、その部分を引用させて頂く。

マツダ暴走事件を傍聴して1

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [記事引用]

父親による証人尋問が採用され、傍聴席との間に衝立が準備されました。
引寺被告が平成22年3月頃からいたずら被害を訴え始め、車へのいたずらを相談されたときは「気にするな」と答えた。他に鍵を取り換えたなどの相談を受けていたと証言しました。
父親は最後に「悪いところがあるなら治療してほしい」と訴えました。

引寺被告から父親へ質問したいことがあったようで、引寺被告が弁護側へ内容を伝え弁護側が代わって質問しました。「父親もマツダでの勤務経験があるが、マツダでのいやがらせを聞いたことはないか」といったものでした。
父親は「なかった」と言う内容の返事でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [引用終了]

司法の場でのこの内容の発言の影響は大きいと言える。しかしながら、週刊文春により伝えられる様に父親は創価学会信者である事は知られており、発言に対しての何らかの影響を与えている事は十分考慮出来る。

実在する「集団ストーカー」犯罪の存在を否定せざるを得ない司法の場、悲惨な連続殺傷犯罪を引き起こした結果と被告の不可解なまでに頑なな精神的な理由による無罪の道への可能性の否定、有罪の選択に対しての結審、幕引きとも言える状況は、この裁判を歴史的な存在とする事だろう。
余りにも事実が覆い隠されているかを知る者は、恒常的に社会が変質し、真相の解明への道が遠い事も理解している。その一方で、本件を含む異常で凄惨な事件が多発し、不幸を作り出すメカニズムが存在し、助長させている。

報道にある様に、判決は来年3月11日に下される。

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表面化するモビングの実態
就業の場の侵食
職場での孤立化
企業戦士に忍び寄る影

【連絡】
集団ストーカー被害者の会ネットワーク 関西被害者の会では大阪淀屋橋での街宣を予定しています。
場所:地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅周辺
日時:2013年1月12日(土)15:00~(雨天決行/移動あり)
詳細はブログ「~集団ストーカー~いつか消える日」参照。



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No title

裁判官は加害者じゃありません。弁護人も加害者じゃありません。検察も加害者ではありません。ストーカー加害者にたいする被告の正当防衛は立証されます。

Re: No title

コメントありがとうございました。

司法の場がどの様な形で展開しているか、やはり表向きと裏面との両方が存在していると考えます。

司法も万全な訳でもありませんし、ケースバイケースの場合も多い様です。
裁判全体が茶番である事もあり、被告以外はすべて要員と云う事も裁判によっては存在しているとの報告を頂いた事も有ります。

立件可能である有力な証拠と証言が存在し、客観性を与えられていても勝てない場合も有ります。
やはり要件のひとつは司法の判断に対しての有効な論拠としての組織的な犯罪行為の存在と手法等が社会の通念として確立しているかもあります。

加害要員、仕組みも司法の中に組み込まれている事は否定できないと考えています。


> 裁判官は加害者じゃありません。弁護人も加害者じゃありません。検察も加害者ではありません。ストーカー加害者にたいする被告の正当防衛は立証されます。

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プロフィール

Kingfisher

Author:Kingfisher
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集団ストーカー犯罪被害者
埼玉県入間市在住

ガスライティング、集団ストーカー・テクノロジー犯罪被害の顕在化は2007年5月である。
特定・不特定多数の人間から24時間x365日、いかなる場所でも盗聴・盗撮、付き纏い・待ち伏せ、嫌がらせ、家宅侵入、騒音、風評、身体攻撃の被害を受ける。
この異常な世界は虚構や妄想の産物でも、精神障害の結果でもなく、現実に発生している犯罪行為により作り出されている。

この犯罪システムは個人的な問題をはるかに超えた社会的な規範を破壊する社会的病理現象である。
加害参加者が創価学会員であるとの証言も得ているが、防犯ネットワークや警察の関与も疑われる状況である。組織的に加害行為を合理的に実行し、その犯罪を隠蔽、助長するシステムが現実に成立している。

被害者の数は着実に増加し、自殺に追い込まれるケースや殺害対象とされるケースも多発している。
清水由貴子さん、永田元議員は同じ犯罪被害の苦しみの中に他界され、「奈良の騒音おばさん」河原美代子さんも対象にされていたと言われている。
この犯罪はもはや、ターゲット被害者だけの問題ではない。
この問題の放置は子々孫々に伝えるべき未来の喪失を意味する。

多くの被害者が存在しているが、公的機関の対策は非常に限られている。しかし、被害者、ターゲット個人はこの悪辣な犯罪の体験者、告発者であるべきである。
独りでは、解決は難しくともお互いが連携した相互支援と、力の結集により、犯罪を社会に知らしめ、駆逐する事が重要である。
集団ストーカー・テクノロジー犯罪被害者の会を地方、地域に結成し、その力をネットワークする為の機構が結成されている。





黒い手帳
~創価学会「日本占領計画」の全記録
矢野絢也 元公明党委員長著

この集団ストーカー犯罪を生む、多くの国民が知らされない犯罪組織の実態が描かれており、放置されたが為に肥大化した日本の病巣がいかに危険で、その究明、対処が急務であるかを知るであろう。



憚りながら
元後藤組組長 後藤忠政

創価学会の暴力団組織との関係による反社会的行為の事実を赤裸々に、その当事者として告白、日本に巣食う闇の盟主であるカルトの本質を描くベストセラー。

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